
・業種:教育
・教員数:合計250名(2024年5月1日現在)※事務職員含む
・学生数:約1,800名(2024年5月1日現在)
・対象キャンパス:第2新館・新星館・本館・百年記念館・医薬品化学研究所・7号館
・提供内容:ネットワーク機器、無線ネットワーク設計/構築、設置工事、運用保守
・導入機器:スイッチ:30台(Apresia)、アクセスポイント:210台(JuniperMist)
・URL:https://www.hoshi.ac.jp/

星薬科大学
管財部 情報システム係 稲岡 和生 氏
星薬科大学
管財部 情報システム係 菅原 善博 氏
「通信品質は飛躍的に向上し、『スピードテストをすると、皆がその速さに驚く』と学生や教職員からも喜びの声が上がっています。従来の環境では不可能だった、多人数同時接続でのZoom利用なども問題なく行えるようになり、教員からも『授業で普通に使えるようになり、何も問題が起きていない』との声が寄せられています」
今回の無線LAN構築プロジェクトの背景や効果、そして今後の展望について、星薬科大学 管財部 情報システム係 稲岡氏・菅原氏へお話を伺いました。
ー従来の課題についてお聞かせください。
「2015年に導入した当時の無線LANは、『講義室でちょっとした調べものができれば良い』という補助的な位置付けでした。しかし、2020年以降のコロナ禍でZoomや動画配信プラットフォームの利用が爆発的に増え、まさに『インフラ』としての機能が求められるようになったのです。それまでの『補助的なもの』という言い訳は通用しなくなりました。」(稲岡氏)
ー具体的な状況として、どのような問題が発生していましたか。
「当時、学生はPC、iPad、スマートフォンなど複数のデバイスを常時持ち歩くようになり、学内では常に2,000〜3,000台もの端末が接続される状況でした。従来の環境では、多人数が同時接続する講義室などでの通信遅延や不安定さが頻発し、学生からは『使えない』『遅い』といった不満が多数寄せられていました。また、従来のアクセスポイントはクラウド管理機能に対応しておらず、トラブル発生時の原因特定やログ解析に時間がかかり、運用担当者の負担も大きいという課題も抱えていました。」(稲岡氏)
ーそのような課題解決のため、今回SBエンジニアリングをお選びいただいた理由をお聞かせください。
「文部科学省の補助金活用を視野に入れたタイトなスケジュールの中、他社が難しいと判断する案件でしたが、SBエンジニアリング様はジュニパーネットワークス製のAIを活用したクラウド型の無線LAN管理サービスであるJuniper Mistを提案してくださり、この納期に確実に対応してくれました。その対応力には大変感謝しています。」(稲岡氏)
インタビュー風景
ーJuniper Mistの導入にあたり、特に評価された点はありますか。
「Juniper Mistのアクセスポイントは、推奨接続人数が多く、高密度な講義室でも安定した通信を提供できる点が特に魅力的でした。また、他社が干渉を懸念し、設置推奨台数を少なめに設定していたのに対し、SBエンジニアリング様は自信を持って高密度環境への導入を提案してくださり、Juniper Mistの海外での豊富な導入実績に加え、国内の大学での導入事例も安心感を与えてくれました。」(稲岡氏)
ープロジェクト進行中のSBエンジニアリングのサポート体制はいかがでしたか。
「導入計画時から既存有線LANベンダーとの調整をSBエンジニアリング様が主導してくれた点も、非常に助かりました。私たちだけではなかなか手が回らない部分までしっかりサポートしていただき、本当にありがたかったです。」(稲岡氏)

設置したJuniper Mist
ー導入後、通信品質はどのように改善しましたか。
「通信品質は飛躍的に向上しました。『スピードテストをすると、皆がその速さに驚く』と、学生や教職員からも喜びの声が上がっています。従来の環境では不可能だった、同一教室内の多人数同時接続でのZoom利用なども問題なく行えるようになったことで、教員からも『授業で“普通に”使えるようになり、何も問題が起きていない』との声が寄せられています。」(稲岡氏)
ーネットワーク環境の安定が、教育活動にどのような変化をもたらしましたか。
「安定したネットワーク環境が実現したことで、学生が一人1台以上の端末を持ち込み、画面共有しながらディスカッションを行うアクティブラーニング形式の授業が活発化し、PC教室もアクティブラーニング教室へと転換を進めることができました。学生支援部には、『学内で安定して使えるので、ギガが節約できてありがたい』という、学生にとって切実な声も寄せられています。」(稲岡氏)
ー運用面での改善はいかがでしょうか。
「Juniper Mistのクラウドダッシュボードのおかげで、ネットワーク全体の状況がリアルタイムで把握でき、異常検知やトラブルの切り分けが大幅に効率化されました。Wi-Fiが遅いという問い合わせがあっても、ダッシュボードで教室の状態を確認すればすぐに原因の切り分けをすることができるようになり、運用工数の削減を実感しています。不具合発生時も、迅速な交換対応と適切な運用提案により、授業への影響を最小限に抑えることができました。」(稲岡氏)
ー今後の展望についてお聞かせください。
「私たちの新たなネットワーク環境は、Wi-Fi 6Eへの対応など、将来的な拡張性も兼ね備えています。現在はWi-Fi 6Eの機能は使用していませんが、将来的なニーズを見据え、数年後には有効化することも検討しています。また、大学間無線LANローミングサービスであるeduroamの導入も完了しました。これも無線アクセスポイントを刷新したおかげだと考えています。今後は、これまで整備対象外だったエリアへの無線LAN拡大も視野に入れています。 『教育インフラとして、研究や教育活動を支え、学生や教職員が困ることのないネットワーク基盤を維持しつつ、進化させていきたい』という私たちの展望に対し、SBエンジニアリング様には今後も最適なソリューションと盤石なサポートを提供し続けていただけると確信しています。」(稲岡氏)

大人数集まる本館メインホールでも安定した通信を実現
今後もSBエンジニアリングは、星薬科大学様が目指す「教育インフラとして、研究や教育活動を支え、学生や教職員が困ることのないネットワーク基盤を維持しつつ、進化させていきたい」という将来の展望に対し、最適なソリューションと盤石なサポートを提供し続けてまいります。